認知機能の低下防止

今、自粛生活が長く続く中で

高齢者の筋力や身体機能の低下の心配とともに

認知機能の低下についても不安視されています。

 

認知機能が低下しないように

頭を使って体を動かす体操や脳トレ学習などがあります。

 

頭を使うために何かをすることも大切ですが

できれば、日常生活の中で頭を使う、体を動かすことを取り入れられることが理想的です。

誰かが何かをしてあげる、または指示してやってもらうのではなく、

できるだけ生活の中で本人自ら考えられる習慣をつけることが大切です。

 

例えば、食事の際にはメニューを考えてもらうこと、

一緒に買い物に出かけて、食材を見ながらメニューを考えてみるのも良いかと思います。

家事が苦手な人であれば、散歩コースを何通りか考えてもらい、

日替わりでの散歩を日課にしてもらう。

また、朝起きたまま、一日中同じ服装で過ごすような状況であれば

まず朝起きたら着替えること。

その着替えをご自身で選んでもらうことから始めても良いかと思います。

 

本人が以前に趣味として行っていたことやこれからの趣味になりそうな事があれば理想的です。

趣味に没頭してもらうこともまた良いかと思います。

 

 

何もせず、ぼんやりと過ごす時間が長くなればなるほど、

認知機能も低下すると言われます。

 

ただ頭を使う方法を実施するだけでなく、

日常生活の中で本人ができることを習慣化してもらうことも大切です。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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