認知症かな?と思ったときの質問

質問です。

「昨日食べた夕食は何でしたか?」

「おととい食べた夕食は何でしたか?」

「一週間前食べた夕食は何でしたか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何を食べたかを思い出せない場合は、誰にでもある物忘れと言えます。

一方で、夕食を食べたこと自体を忘れてしまっていた場合は、認知症かもしれません。

 

この質問は、よく物忘れと認知症の違いを説明するときに使われています。

 

 

夕食をとったりとらなかったりする方の場合は、必ずしもあてはまりませんが、

ついさっき食べたことを忘れてしまって

「あれ、食事はまだ?」という質問が繰り返されるようであれば

認知症がうたがわれます。

一度、かかりつけの先生に相談いただくと良いかもしれません。

 

今は認知症の高齢者の増加にともない、

医療機関では「認知症センター」や「もの忘れ外来」「メモリークリニック」などの

認知症専門医がいる窓口を設けている病院も増えています。

 

 

 

「認知症かもしれない」と心配しすぎると、ストレスが溜まり、心身ともに良くありません。

少しでも心配事があれば、早めに相談してみてください。

心配事を増やさないことも大切です。

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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