身寄りのない高齢者に対する支援

高齢者の中でも

身寄りのない高齢者

頼れる家族のいない高齢者

について

 

病院の入院時や介護施設等の入所時

死後の事務手続きなど

対応できる人がいない

ということが課題となっているようです。

成年後見制度など

公的な制度を活用して

対応することもできますが

 

手続きが面倒だったり

細かい決まり事もあり

なかなか浸透していないのが現状です。

 

一方で

民間のサポートもありますが

費用が高額になるため

利用できる人が限られてしまう

という状況もあるようです。

 

 

そんな中

身寄りのない高齢者について

新たな支援制度が検討されているとのこと

頼れる身寄りのいない高齢者の金銭管理や入院・入所の手続き、葬儀や納骨といった「死後事務」などを支援するための国の新制度を厚生労働省が検討している。来年度、社会福祉法を改正し、全国で広く支援を提供することをめざす。

「身寄りのない高齢者」支援の新制度、全国展開へ 厚労省検討(朝日新聞)

 

また

高齢者の相談窓口となる

市町村や地域包括支援センターに対して

 

厚生労働省から

現状を踏まえたうえでの相談対応について

新たな情報発信もありました。

介護保険最新情報vol.1409(pdf資料)

 

少子化や晩婚化

核家族化や熟年離婚

などなど

 

身寄りのない高齢者が増える要因は

さまざま考えられます。

 

今後ますます

単身高齢者は増えていきそうです。

 

単身高齢者や

身寄りのない高齢者を支援する制度は

早めに整備していく必要がありそうですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。