身寄りのない高齢者に対する支援
高齢者の中でも
身寄りのない高齢者
頼れる家族のいない高齢者
について
病院の入院時や介護施設等の入所時
死後の事務手続きなど
対応できる人がいない
ということが課題となっているようです。
成年後見制度など
公的な制度を活用して
対応することもできますが
手続きが面倒だったり
細かい決まり事もあり
なかなか浸透していないのが現状です。
一方で
民間のサポートもありますが
費用が高額になるため
利用できる人が限られてしまう
という状況もあるようです。
そんな中
身寄りのない高齢者について
新たな支援制度が検討されているとのこと
頼れる身寄りのいない高齢者の金銭管理や入院・入所の手続き、葬儀や納骨といった「死後事務」などを支援するための国の新制度を厚生労働省が検討している。来年度、社会福祉法を改正し、全国で広く支援を提供することをめざす。
⇒「身寄りのない高齢者」支援の新制度、全国展開へ 厚労省検討(朝日新聞)
また
高齢者の相談窓口となる
市町村や地域包括支援センターに対して
厚生労働省から
現状を踏まえたうえでの相談対応について
新たな情報発信もありました。
少子化や晩婚化
核家族化や熟年離婚
などなど
身寄りのない高齢者が増える要因は
さまざま考えられます。
今後ますます
単身高齢者は増えていきそうです。
単身高齢者や
身寄りのない高齢者を支援する制度は
早めに整備していく必要がありそうですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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