高齢者支援の多様な選択肢

「介護事業所×学生シェアハウス」

「介護事業所×ホテル」

という取り組みを行う会社が

広島県尾道市にあります。

株式会社ゆず

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の

「高齢者支援の多様な選択肢」という記事に

2つの取り組みが紹介されていました。

「介護事業所×学生シェアハウス」が生み出す“ごちゃまぜ”の暮らし(三菱UFJリサーチ&コンサル)

「介護事業所×ホテル」から生まれる多様なつながり(三菱UFJリサーチ&コンサル)

 

株式会社ゆずさんのホームページや

記事の内容を読んでいただけると

その考え方や取組みに

納得できる部分や共感できる部分が

多くあるかと思います。

 

「介護事業所×学生シェアハウス」の記事には

介護保険サービスの利用前は地域と関わりながら暮らしていることが当たり前だが、介護保険サービスを利用し始めた途端、高齢者だけのコミュニティに参加することになり、これまであった地域や多世代との交流がなくなってしまう。
そうであれば、別の機能と掛け合わせることで自然と地域の人が来る仕組みをつくれないかと考えたのが、シェアハウスをつくったきっかけ。

とあります。

 

介護保険サービスを利用し始めた途端

高齢者だけのコミュニティになる

という部分は

本当にその通りであり

大きな課題のひとつかと思います。

 

 

学生シェアハウスとの組み合わせで

学生との交流を生み

 

ホテルとの組み合わせでは

ただ同じ敷地内にホテルがある

というだけでなく

 

高齢者とホテル宿泊者との

交流ができる仕組みが

作られており

 

ホテルには共用のダイニングがあり

地域の方に無料で貸し出しを行っているため

近所の方が集まる交流の場にもなっている

とのこと

 

 

株式会社ゆずさんのホームページには

会社の想いとして

小さな子どもさん、若者から高齢者世代まで、年齢に関係なく福祉が身近な存在であると感じてもらえる取り組みを続けていきます。
介護施設に入っても、家族、地域、社会とのつながりが途切れることなく、今までの暮らしの延長線上にある「居場所」となるために、日ごろから地域の方に開かれた場所であることを心掛けています。

とあります。

 

まさに

想いを実現した形が

「介護事業所×学生シェアハウス」や

「介護事業所×ホテル」に

つながっているのかと思います。

 

介護と別の機能と掛け合わせることで

自然と地域の人が集まる仕組み

 

私自身も考え

形にしていきたいです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。