8月から負担限度額が変わりました
2021年8月1日から
介護保険施設における
食費と居住費の負担限度額と
高額介護サービス費の負担限度額が
変更になりました。
⇒高額介護サービス費の負担限度額が変わります(周知用リーフレット)
預貯金や所得に応じて
介護施設を利用した場合
ショートステイを利用した場合の
食費の負担限度額が変わります。
また
1ヵ月に支払った介護サービス費用の合計が
一定の基準額を超えたとき
その超えた分が払い戻される制度
高額介護サービス費制度の基準額が
所得に応じて変更になりました。
預貯金や所得が一定額以上あれば
負担が増えることとなります。
どれくらいの負担の変化があるのかは
今月のサービス利用予定をもとに
計算してみれば分かりますが
すでにサービスを利用している人であれば
来月、8月分の利用請求書を受け取った際に
具体的な金額の変化が分かるかと思います。
高齢者の増加
要介護者の増加とともに
介護費用は増加しています。
これからさらに増加する高齢者人口に対して
いかに介護サービス費を抑制するかは
大きな課題のひとつとなっています。
所得に応じた費用負担は
今後も見直される可能性があります。
介護に関する費用負担増については
ある程度の覚悟が必要なのかもしれません。
一方で
負担が重く、生活が苦しいといった場合には
その方の状況に応じて
負担軽減の措置も受けられます。
預貯金や所得の額も変わることがあるかと思います。
困ったなと思った際には
早めに市区町村の窓口へ
直接相談してみてください。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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