介護保険最新情報vol.1263

令和6年5月17日

厚生労働省より

”令和6年度介護報酬改定に関するQ&A(Vol.6)”

という通知が出されました。

介護保険最新情報vol.1263(厚労省)

令和6年度の介護報酬改定の中で

その基準や考え方に疑問が生じる部分について

Q&A形式で解説しています。

 

報酬改定の発表以降

vol.1から発表していますので

今回が第6回目の内容になります。

 

今回のQ&Aでは

最後の質問に

総合事業の内容が示されていました。

 

内容については

通所型サービスの

送迎減算についての解説になっています。

 

総合事業は

それぞれの自治体が主体となって

基準を示しているため

 

基本的な窓口は

それぞれの自治体となりますが

その基準については

”厚労省が示した通り”

としているところが多くあります。

 

通所型サービスについては

送迎減算以外に

運動器機能向上加算が

基本報酬に組み込まれた

という大きな変更点があります。

 

これまでは

運動器機能向上加算を算定するために

運動器機能向上計画書の作成の必要がありましたが

 

今回の改定によって

あらためて計画書の必要の有無なども

確認しておきたいところです。

 

今後のQ&Aで示される可能性もありますが

計画書の必要の有無は

事務作業負担にも影響しますので

自治体が示しているようであれば

早めに確認いただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。