地域づくり支援ハンドブックvol.2

今月14日に

令和6年度の介護保険料が

全国平均で月額6,225円と

3年前の前回の改定から211円上昇した

ということが示されました。

⇒介護保険の第１号保険料及びサービス見込み量等について（厚労省）

増加する介護保険料を抑えるための手段として

各地の介護予防の取り組みが

注目されています。

介護予防については

それぞれの市町村が主体となって

行われている取り組みがあります。

ただし

その取り組み内容については

市町村によって差があり

介護予防が充実している地域もあれば

なかなか充実しているとは言えない地域もあります。

そんな地域差のある介護予防の取り組みについて

国が支援パッケージを示して

課題を抱える市町村の支援を図っています。

そして

今月28日に

その支援パッケージの改定版が発表されました。

⇒地域づくり支援ハンドブック vol.2（pdf資料）

地域づくり支援ハンドブックの内容は

自治体や自治体を支援する方向けになっていますが

自治体関係者ではなくても

地域づくりとして

どんなことを行おうとしているのか？

介護予防のサービスには

どんなサービスが用意されているのか？

などを知ることができます。

また

資料の冒頭には

サービスを活用して元気を取り戻した方

集中的なリハビリで身体機能が向上した方

の事例が

動画で見ることができます。

資料にもありますが

地域づくりについては

地域住民も一緒になって作り上げることが大切

とあります。

自治体や関係者だけに任せるのではなく

地域全体が協力し合って

年齢を重ねても

元気で過ごしやすい地域づくりを

目指していきたいですね。

投稿者プロフィール

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。