民生委員の担い手不足

「民生委員」

その言葉は聞いたことがあるけれど

具体的に何をしている人かは分からない

という人も少なくないかと思います。

 

厚生労働省のサイトには

民生委員は、厚生労働大臣から委嘱され、それぞれの地域において、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であり、「児童委員」を兼ねています。

と示されています。

民生委員・児童委員について(厚労省)

 

また

どんな人が民生委員になっているのか?

民生委員がどんな活動をしているのか?

については

政府広報オンラインのサイトでまとめられています。

ご存じですか?地域の身近な相談相手「民生委員・児童委員」(政府広報オンライン)

そんな民生委員について

 

担い手が不足しているとして

民生委員を選ぶ要件を緩和する

という方針が検討されているようです。

地域で1人暮らしの高齢者などの見守りを行う民生委員の担い手不足が課題となる中、厚生労働省は28日、新たに検討会を立ち上げ、民生委員を選ぶ要件を緩和する方向で議論を始めました。

民生委員の担い手不足 要件緩和で議論開始 厚労省(NHKニュース)

 

介護サービスについては

地域包括支援センターやケアマネジャーが窓口となって

様々対応してくれますが

 

介護を必要とする手前の方

高齢者の一人暮らしで孤立化が心配される方

に対しては

地域の方々や民生委員の方々のサポートが

重要になっていそうです。

 

 

高齢者数は

右肩上がりで増え続ける中で

 

介護サービスを使わずに

自宅で長く過ごしたい

という方が増えれば

 

ご自宅で過ごす高齢者を見守る

民生委員の数も

これまで以上に必要とされそうです。

 

 

そもそも

「民生委員とは?」

というところから

まだまだ周知されていないようにも感じますので

 

自治体や福祉関係者を通してなど

その役割や必要性についてなど

広く周知していけると良いかもしれないですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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