農林水産業のすすめ

和歌山県のニュースから

県立医大の有田幹雄名誉教授(循環器内科)らのチームが、みなべ町など県内3町に住む中高年を対象に介護や死亡などの状況を追跡調査し、農林水産業に従事する人は要介護認定を受けにくい傾向を明らかにした。

農林水産業 「要介護」少なく(読売新聞)

農林水産業に従事する人と

それ以外の人とで

5年後に要介護認定を受けた人の割合を調べたところ

 

農林水産業の従事者では3.9%

それ以外の人では8.2%

となり

 

要介護認定者を

半分以下に抑えられた

という結果が示されています。

 

 

単純に

身体を動かす仕事をしていれば

その分

身体機能は鍛えられ

高齢になっても要介護リスクを軽減できる

とも考えられますが

 

ただ身体を動かすだけ

ではなく

身体を動かすことによって

農林水産業であれば収穫が得られる

というような

成果がついてくることによって

 

身体を動かすことへの

意欲の向上にもつながりそうです。

 

水産業というと

仕事としてできるエリアが限られますが

 

畑仕事などの農作業であれば

広いエリアで実施できそうです。

 

すでに介護予防の一環として

農作業体験など実施しているところもありますが

 

それぞれの地域で

空き地や空き家を活用して

農作業ができる共有スペースなど

設けられると面白そうです。

 

 

地域によっては

耕作放棄地の増加なども

課題となっているかと思いますので

 

共同の農作業スペースとして

うまく活用できると良さそうですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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