福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報

 厚生労働省は電動車いすや介護ベッド、歩行器などの福祉用具が関係した事故情報を一元的に集約し、データベース化する方針を固めたことが29日、分かった。2024年度中に公開する。福祉用具ごとに分類し、どんな状況で事故が起きやすいかを提示する。用具を巡っては過去に死亡事故も起きており、一般の利用者だけでなく介護施設など福祉分野で働く職員らにも注意を促す。メーカーには安全性能を高めてもらいたい考えだ。

福祉用具の事故情報を一元化(東京新聞)

介護を必要とする人が

増えることとあわせて

福祉用具を活用する人も

増えています。

 

介護を楽にしたり

安心安全のための福祉用具ですが

その使い方や

介助方法次第では

危険な事故にもつながりかねません。

 

冒頭のニュースは

そんな福祉用具をめぐる事故防止のため

厚生労働省が事故情報をデータベース化する

という内容ですが

 

すでに

事故事例をまとめたサイトは

公開されています。

福祉用具「事故・ヒヤリハット」情報(テクノエイド協会)

 

サイトを見ていただくと

具体的な事例をもとに

事故の要因や注意点などが

示されています。

 

膨大な事例が紹介されているため

全て目を通すのは大変ですが

 

利用シーンや利用場所

利用している福祉用具別

などで検索できるため

 

現在利用している福祉用具の事故事例から

チェックすることもできます。

 

 

福祉用具の事故については

利用する本人だけでなく

家族や介護にたずさわる人も

その使用方法や注意点を

理解することが重要です。

 

介護にたずさわる全ての人が

事故事例を確認し

事故につながらないよう

注意喚起していきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。