新しい介護事業所を見学してみる
介護サービスを利用した方が良い状態だけれども
本人が利用したがらない
というケースはよくあります。
家族や周囲の人からしたら
介護が大変だから
サービスを使ってもらいたい。
今すぐ介護が大変ではなくても
身体機能や認知機能の低下が心配だから
予防のために
介護サービスを利用して欲しい。
ただし本人は
自分はまだ大丈夫
他人の世話にはなりたくない
といって利用につながらない
という話はよく聞きます。
もしかしたら
本人が介護サービスを利用したがらない理由のひとつに
介護サービスに対する
マイナスイメージが強い
ということもあるかもしれません。
『介護施設』に限定すると
古びた建物で閉鎖的
暗くてうす汚れている
嫌なにおいがする
などのイメージがあるかもしれません。
そういった場合には
新しくオープンした事業所を見ていただくと
昔ながらのイメージは一変するかと思います。
もちろん
施設の規模や設備の内容にもよりますが
新しくオープンする施設であれば
施設自体がきれいであることはもちろん
地域の方が利用する
コミュニティスペースやカフェを併設した施設
というような場所もあります。
そもそも
見学も嫌がる
という人も多いかもしれませんが
見学すらも拒否されるようであれば
通院などの外出ついでに
たまたま見つけた感じで行ってみる
知り合いの人がサービスを探しているから
一緒に見て欲しい
などの理由をつけていってみる
という方法も検討できるかと思います。
特に
デイサービスだったり
施設入所に関することであれば
新しい事業所や施設を見学してみると
本人の気持ちも変わるかもしれません。
見学に連れていくまでが大変
というケースも多いかと思いますが
地域包括支援センターやケアマネジャーにも
協力してもらいながら
対応を検討いただければと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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