2040年の人口構造の変化

2025年から

厚生労働省では

「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会

が開催されています。

「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会(厚労省)

 

4月7日に開催された

検討会の参考資料の中に

「2040年の人口構成」というページがあり

 

2025年と2040年の

人口構造の変化について

まとめられていました。

参考資料(pdf資料)

資料によると

○ 2040年には、85歳以上人口を中心とした高齢化と生産年齢人口の減少が見られる。
○ 地域ごとに見ると、ほぼ全ての地域で生産年齢人口は減少し、都市部では高齢人口が増加、過疎地域では高齢人口は減少する。

とのこと

 

高齢者人口が増え

生産年齢人口が減る

ということは

以前から問題視されていますが

 

”過疎地”では

高齢人口が減少する

ということは

 

2040年に向けた

サービスのあり方を検討するうえでの

ポイントになりそうです。

 

 

過疎地での介護サービスについては

サービスを維持するため

柔軟な対応ができるように

制度基準の緩和など

見直しが行われそうですが

 

”高齢人口が減少する”ということを考えると

将来的には

過疎地域のサービスを維持する

という選択肢よりも

 

介護サービスが提供できる場所に

高齢者が移住する

という選択肢が有力になるかもしれません。

 

 

先日のニュースでは

高齢者が活動的に暮らす拠点として

「CCRC(生涯活躍のまち=Continuing Care Retirement Communities)」

について触れられていました。

公務員の地方創生「伴走支援」 25年度は60市町村を対象(日本経済新聞)

 

今後の人口構造を考えると

CCRCのような拠点が

多く必要とされるのかもしれないですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。