ケアプランデータ連携システムのカギは地域包括

ケアプランデータ連携システムとは・・・

居宅介護⽀援事業所と居宅サービス事業所とのケアプランのやりとりをオンラインで完結できる仕組み

となっています。

 

令和5年4月から稼働している

ケアプランデータ連携システム

 

稼働して2年が経過しますが

その導入状況はまだまだこれから

という様子がうかがえます。

そんな状況を受けてか

6月からは

ライセンス料21,000円が

1年間無料となるキャンペーンが実施されます。

 

3月14日にフリーパスキャンペーンにともなう説明会が開催され

4月14日にはその報告資料がまとめられています。

介護保険最新情報vol.1374(pdf資料)

 

 

今後のシステム導入促進のカギになりそうなのが

地域包括支援センターでのシステム導入

かと思っています。

 

サービス事業所間のやりとりの中で

スピード感を求められるのが

月末月初の実績報告

かと思います。

 

とくに

地域包括支援センターへの報告や

地域包括から委託を受けた居宅への報告は

早めの日程での対応が

求められるかと思います。

 

 

もし

地域包括支援センターで

データ連携システムを導入し

システム上のやりとりが可能となれば

 

対応がスムーズとなり

事務作業上のストレスも

軽減されるかと思います。

 

また

地域包括のシステム導入により

委託を受けた居宅も導入が始まり

関連するサービス事業所の導入も進む

という流れも想定できます。

 

さらに

4月14日の報告資料の中のQ&Aに

<質問>
4月のデータ連携システム更新で地域包括支援センターと委託事業所間の実績等の送受信も可能と聞いたのですが、その更新も今回の話であった4月30日の更新からになりますか?
<回答>
委託事業につきましては、4月30日にリリースされるケアプランデータ連携システムVer1.2.0より正式対応いたします。

との記載もあるため

 

システムの更新を機に

導入が進む可能性もありそうです。

 

 

居宅サービス事業所については

周辺事業所の動向を確認しながら

 

導入が進みそうであれば

早めに対応できるよう

準備しておくと良さそうですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。