福岡市「介護スマートDXプロジェクト」

将来的に

介護人材の不足が見込まれるため

できるだけ介護人材を確保していこう

ということで

・介護職員の処遇改善
・介護の魅力発信
・外国人材の受入れ

などなど

進められています。

 

そんな中

職員ひとりあたりの

業務負担を減らすため

 

業務を効率化していこう

生産性を向上させていこう

という取り組みも進められています。

福岡県福岡市では

行政が主体となって

生産性向上を支援する取り組みが行われています。

介護従事者の負担軽減や定着促進、介護サービスの質の向上を目的に、見守り機器等に加え、様々な介護ロボット等の導入実験を行い、介護ロボット等を複数組み合わせたパッケージモデルの導入の支援を行い、その内容を動画にしました。

令和6年度福岡市「介護スマートDXプロジェクト」(福岡市)

 

介護ロボットと聞くと

冷たいイメージや

正しく活用できるか心配

などの声もありそうですが

 

介護業務の中でも

ロボットの力を活用した方が

楽に動作ができたり

安心安全に対応できる

という場面もあります。

 

介護職員が楽をする

というよりも

利用者が楽になる

安心できる

というメリットも大きいかと思います。

 

介護と言えば

人と人とが直接関わることが大切

人のぬくもりが大事

ということももちろんありますが

 

状況に応じて

人が対応する場面もあれば

ロボットが対応する場面

介護システムを活用する場面

を使い分け

 

それぞれ使い分けることで

業務負担の軽減につながるとともに

よりよいケアにつなげることも

できるかと思います。

 

 

現実問題

介護ロボット等を導入するには

大きな費用がかかる

という課題があるかと思います。

 

今回の福岡市の事例のように

行政がロボット導入等を

積極的に支援するような取り組みが

全国的に広がっていくと

 

生産性向上の動きも

より加速するかもしれません。

 

 

厚労省が行う

介護DXや介護テクノロジーの

推進事業などもありますが

 

各行政単位での推進事業があると

取り組みも一気に進むかもしれないですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。