5つの「ない」を意識した認知症対応
認知症の方への対応は
●驚かせない
●急がせない
●自尊心を傷つけない
●否定しない
●怒らないの5つの『ない』が大きなポイント
※令和5年9月5日号の広報千代田区から
広報広聴課の伊藤さんが
認知症サポーター養成講座に参加したレポートで
まとめてくれています。
後ろから声をかけてしまうと驚かせてしまうので
一定の距離で相手の視野に入ってから声をかけること
優しい口調で穏やかにはっきりとした話し方を心がけることなど
接し方のアドバイスは誰でも簡単に行えるものでした
とのこと
この”5つの『ない』”は
めちゃくちゃ大切なことを
本当に簡単に
分かりやすくまとめた内容かと思います。
実際に認知症介護に携わる人にとっては
分かっていても
できないときがある
という声もありそうですが
これまで認知症の方と関わったことがない方
認知症について学ぶ機会がなかった方
などにとっては
まずはじめに抑えておくべきポイントとして
理解してもらえると良さそうです。
また
認知症サポーター養成講座については
基本的な内容は共通していますが
講座を担当する講師によって
補足説明の内容など
それぞれの知見に応じた話があったり
受講のタイミングによって
内容が異なることもありそうです。
数年前に受講したことがある
という人も
あらためて受講してみると
新たな発見があるかもしれません。
機会があれば
二度目の受講をしてみるのも
良いかもしれませんね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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