第120回社会保障審議会介護保険部会

令和7年5月19日

厚生労働省では

第120回社会保障審議会介護保険部会が開催されました。

第120回社会保障審議会介護保険部会(厚労省)

 

今回の議題については

1. 人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築や支援体制について
2. 介護人材確保と職場環境改善・生産性向上、経営支援について
3. その他

となっています。

ボリュームのある資料が掲載されていますが

内容は

「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」検討会と

前回の介護保険部会をまとめた情報と

 

地域別人口統計を踏まえた

中山間・人口減少地域における

サービスのあり方

 

人材確保と生産性向上についての事例

今後の論点などが示されています。

 

 

設備基準や人員基準

運営基準については

 

中山間地域に限らず

生産性向上の取組み状況によって

柔軟に対応されるようになることを

期待したいです。

 

事業者も

介護DXをどれだけ活用するかによって

職場環境や人員配置も調整できるかと思います。

 

また

訪問系のサービスであれば

行政や地域が協力して

システム活用を進めることによって

各事業所の体制も変えることができそうです。

 

 

今後さらに

介護人材が不足するといわれる中では

 

少ない介護人材でも対応できるよう

いかにシステムを活用し

体制を整えていけるかが

大きなポイントになるかと思います。

 

それに先立って

各基準の見直しも

介護事業者が柔軟に対応できるよう

進めていってほしいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。