福祉人材確保に係るプラットフォーム

介護事業者にとって

人材確保は

大きな課題となっているところも

多いかと思います。

 

令和7年5月19日に開催された

介護保険部会では

「介護人材確保と職場環境改善・生産性向上、経営支援について」

という議題で

人材確保に関する検討事項が掲載されています。

介護人材確保と職場環境改善・生産性向上、経営支援について(pdf資料)

資料の中には

介護人材確保のため

「福祉人材確保に係るプラットフォームの充実」

という内容があります。

 

地域の関係者のネットワークで「プラットフォーム」を構築し、関係者間で地域の現状の共有を図るとともに、各地域や事業所における課題を認識し、協働して課題解決に取組む。

とのこと

 

このプラットフォーム構築により

事業者への人材紹介

無料職業紹介や潜在介護福祉士の復職支援につなげる

という役割もあるようです。

 

 

介護事業者にとって

採用広告費をかけずに

採用ができる

というのは

めちゃくちゃありがたい話かと思います。

 

現状では

広告を出すだけでは採用につながらず

 

人材派遣や人材紹介会社を

活用している事業者も

少なくないかと思います。

 

特に紹介会社を活用した場合には

年収の20%やら30%やらの費用がかかり

事業者の経営にも影響することかと思います。

 

本来であれば

既存の従業員への処遇改善として

使える費用が

紹介会社等に流れていると考えると

早急になんとかすべき課題かと思います。

 

ぜひとも

このプラットフォーム構築を進めていただき

 

事業者の採用広告費の負担を減らし

従業員の処遇改善につなげられるよう

努めていただきたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。