しつこいくらいの声かけ効果
熱中症対策をうながす
NHKのサイトに
高齢者への熱中症対策として
”しつこいくらい声かけを”
という記載がありました。
”しつこい”
というと
マイナスのイメージがあるかと思いますが
高齢者に対して
”しつこいくらい声かけ”は
なかなか重要だったりします。
熱中症対策に限らず
何かをお願いする場合
”しつこいくらい声かけ”によって
行動の変化につながることもあります。
声掛けのポイントとして考えられるのは
数分おきに何度も声掛けする
というよりは
タイミングをずらして
声掛けをする
ということが大切になるかと思います。
朝起きた時のタイミング
食事の後のタイミング
テレビや新聞を見てリラックスしているタイミング
入浴後のタイミング
などなど
そのときのタイミングによって
気分も異なり
一度拒否していたことも
そのときの心の状態次第で
受け入れてくれることもあります。
また
声掛けする人を変えてみる
ということもポイントになります。
奥さんや旦那さんが言うか
娘や息子が言うか
隣近所の知り合いが言うか
介護の専門家や医師や看護師が言うか
誰が言うかで
反応が変わるケースも多くあります。
私が言ってもダメだったのに
他の人が言ったら
すんなり受け入れてくれた
ということがあります。
介護の場面でも
よくある話です。
介護に拒否がある方でも
いつだれが言うかによって
反応が変わることがあります。
繰り返しの声掛けの際には
伝えるタイミングや
伝える人を意識してみてください。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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