高齢者シェアハウスという住まい

令和7年8月に放送された

TOKYO MXの「堀潤激論サミット」

 

“高齢者シェアハウス”に関する内容が

ニュース記事として掲載されていました。

注目を集める“高齢者シェアハウス”とは?(TOKYO MX)

番組の内容は

令和7年6月13日に政府が示した

『地方創生 2.0 基本構想』を

受けての内容になっています。

新しい地方経済・生活環境創生本部(内閣官房)

 

具体的には

政策の5本柱のひとつ

(1)安心して働き、暮らせる地方の生活環境の創生

の中で

小規模であっても年齢や障害の有無を問わず様々な人々が集い、それぞれが持つ能力を希望に応じて発揮し、生きがいを持って暮らすことができる場(小規模・地域共生ホーム型CCRC)の整備を進める。
具体的には、老朽化した特別養護老人ホーム・老健施設等や病床削減に伴う医療機関の一部などを転換・活用し、シェアハウスやグループホーム等の居住機能と地域交流の機能を備えた施設の整備を支援する。
【当面の目標:3年後に、全国で 100 か所小規模・地域共生ホーム型CCRCの展開を目指す】

地方創生 2.0 基本構想(pdf資料)

と示された内容に関するもの

 

“高齢者シェアハウス”という言葉は

使われていませんが

 

過疎地などで高齢者が安心して暮らせる住まいを確保するため

低料金で入居可能な小規模シェアハウスを全国的に整備する

という政策になります。

 

高齢者の孤立化対策としても

早急に対応が必要なことかと思います。

 

特に過疎化が進む地域では

介護が必要になったときに

介護サービスそのものが行き届かない

という心配も出てきています。

 

今後

少子高齢化が進めば

ますます

そういった地域は広がっていきます。

 

介護が必要になったときに

必要なサービスを届ける

という意味でも

 

孤立した生活より

シェアハウスでの生活の方が

安心です。

 

災害時の対応という面でも

シェアハウスでの生活が

安心安全の確保にもつながります。

 

現状においても

住む場所さえあれば

すぐにでも移住した方が良い

と思われるケースは

多くあるかと思います。

 

3年後に全国で全国で100か所

という目標も示されていますので

 

今後

高齢になっても

安心して過ごせる場所の確保に

期待したいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。