アセスメント精度を高める

介護サービスを提供するうえでは

各サービス事業所ごとで

サービス計画書を作成していることと思います。

 

計画書を作成するうえでは

アセスメントが重要になり

アセスメントの精度を高めることで

計画書の内容も充実したものになるかと思います。

実際の現場では

計画書を作成する作業も

なかなかの事務作業負担になっており

 

形式的な計画書が多くなっている

というところもあるかもしれません。

 

今後

AIの活用などで

計画書の作成作業も

負担が軽減されるかもしれませんが

 

そうなったときには

事前アセスメントが

より重要になる可能性も考えられます。

 

言葉だけでは読み取れない

表情や動き

感情の部分などもあります。

 

例えば

立ったり座ったりの日常生活動作について

本人は「出来ますよ~」と言っていても

 

実際の動きをみると

辛そうな表情を見せたり

スムーズではなく

ゆっくりとした動きになっていたり

何かに捕まらないと立てなかったり

膝や腰をかばう動作が見られたり

 

一人暮らしだけど

ぜんぜん問題ないですよ

と言っていても

人とのつながりの機会を求めていたり

 

認知症が進行した場合には

そもそも

自分の気持ちを表現することも

難しくなってしまいます。

 

アセスメントについては

直接会って

対面して関わることによって

はじめて理解できることも

多くあるかと思います。

 

令和7年9月26日

厚生労働省から

ケアプラン点検に係るツールを更新した

との通知がありました。

介護保険最新情報vol.1424(pdf資料)

 

基本的には

点検をする自治体向けのツールにはなりますが

 

各サービス事業所がアセスメントを行ううえでも

参考になるツールかと思いますので

ぜひチェックしてみてください。

ケアプラン点検について(厚労省)

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。