第125回社会保障審議会介護保険部会

令和7年9月29日

厚生労働省では

第125回社会保障審議会介護保険部会が開催されました。

第125回社会保障審議会介護保険部会(厚労省)

今回の議題については

  1. 地域包括ケアシステムの深化、持続可能性の確保
  2. その他
    (1)令和7年度税制改正に伴う介護保険制度の対応

となっています。

 

  1. 地域包括ケアシステムの深化、持続可能性の確保

の資料では

① 地域包括ケアシステムの実現・深化に向けた支援体制の整備
② 医療介護連携の推進
③ 持続可能性の確保

の3点において

課題と論点がまとめられています。

 

③ 持続可能性の確保

の中では

『給付と負担』について

(1)高齢者の負担能力に応じた負担の見直し
(2)制度間の公平性や均衡等を踏まえた給付内容の見直し
(3)被保険者範囲・受給者範囲

の項目がならべられ

見直しに関する意見も記載されています。

 

特に

・負担割合の基準見直し

・ケアマネジメントの利用者負担導入

・軽度者の地域支援事業への移行

・第2号被保険者の対象年齢を引き下げ

については

今後の方向性が気になるところです。

 

 

2024年4月の報酬改定後

気が付くと

もう1年半が過ぎていました。

 

次回の2027年報酬改定までは

半分を切った状況になりました。

 

まだまだ先のこと

と思っていると

あっという間に次の改定が迫ってきます。

 

今後の法改正等の動きがどうなるか

しっかりチェックしておきたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。