とりまとめ素案に対する厳しい意見
令和7年10月31日
「有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会」が開催され
今後の有料老人ホームのあり方について
これまで検討してきた内容が
まとめられています。
⇒有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会(厚労省)
具体的には
(1)有料老人ホームの運営及びサービス提供のあり方
(2)有料老人ホームの指導監督のあり方
(3)有料老人ホーム等における囲い込み対策のあり方
の3つの項目があげられ
それぞれの項目の中で
現状考えられる課題について
今後の対応の方向性について
などが示されています。
”とりまとめ(案)”に
具体的な内容が記載されていますが
とりまとめ素案に関する
”パブリックコメントにおけるご意見及び回答”
の資料を見ると
今後の対応として
「まだまだ手ぬるい!!」
というような
厳しい意見が多くあるように感じます。
特に
住宅型有料やサ高住については
他の介護サービスほどの基準は
設けられていないため
今回の
とりまとめ素案以上の基準を設ける声が
多くあるのかもしれません。
将来的には
パブリックコメントの意見にあるような
あらたな基準が設けられる可能性もありそうです。
今回の資料では
パブリックコメントの意見についても
要チェックですね。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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