第128回社会保障審議会介護保険部会

令和7年11月10日

厚生労働省では

第128回社会保障審議会介護保険部会が開催されました。

第128回社会保障審議会介護保険部会(厚労省)

今回の議題は

1.人口減少・サービス需要の変化に応じたサービス提供体制の構築等
2.地域包括ケアシステムの深化(介護予防・日常生活支援総合事業等)
3.地域包括ケアシステムの深化(高齢者向け住まい)
4.その他

となっています。

 

個人的に気になるのは

地域包括ケアシステムの深化(介護予防・日常生活支援総合事業等)

について

 

少子高齢化の中で

介護保険制度を持続可能なものにするためには

 

高齢になっても

介護を必要とせず

いつまでも元気に過ごしていただけるよう

 

介護予防の取り組みに

全力で取り組むことが

重要かと思っています。

 

 

要支援1・2の方向けの

総合事業のサービスについては

 

介護度を改善させることを目的に

サービスを行うこと

 

また

総合事業のサービスを利用し

要介護状態が改善した後は

 

再度介護が必要に戻らないように

継続して介護予防に取り組める場を

増やしていくことも

より重要になると考えています。

 

将来的には

要介護1・2の方も

総合事業の対象とすることが

検討されています。

 

自治体によっては

その報酬体系のせいで

総合事業の参入事業者が少ない

という状況もあるかと思います。

 

 

介護保険制度を

持続可能なものにするために

 

高齢になっても

介護を必要とせず

いつまでも元気に過ごしていただくために

 

自治体ごとの報酬体系も

あらためて見直していただき

 

介護予防に

積極的に取り組む事業者が増えることに

期待したいです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。