ベンチがあれば居場所になる

東京都では

「居場所」作りのためのハンドブックが

作成されています。

ハンドブック(pdf資料)

 

こちらは

東京都の事業で作成された

ちゃんとした

居場所作りのマニュアル

となっています。

 

一方で

もっと気軽な”居場所”が

沢山たくさんあっても

良いのではないかと思っています。

 

例えば

だれでも休憩できるスペースとして

ベンチひとつ設置するだけで

そこが居場所になるかもしれません。

実際に

「ベンチ」を日本中に増やすことを目指して

歩道上や市有地・民有地の道路沿いにベンチ等を設置する

「ベンチプロジェクト」なるものも実施されています。

TOKYO BENCH PROJECT(株式会社グランドレベル)

 

他にも

自治体ごとで

”バリアフリーのまちを目指して”

ベンチプロジェクト(福岡市)

”高齢者の外出や移動支援の目的に”

としまベンチプロジェクト(豊島区)

”地域のコミュニティづくりのため”

ベンチでつながる地域づくり(伊豆の国市)

などなど

 

ベンチプロジェクトの取り組みを

実施している地域もあります。

 

 

高齢になって

足腰が弱くなると

途中で疲れてしまうので

なかなか外出ができない

外出の頻度が減ってしまった

という声はよく聞きます。

 

いつもの道の途中に

ちょっと休憩できるベンチがあるだけで

高齢者も外出しやすくなるかもしれません。

 

いつもの時間に

いつものベンチで

休憩している人たちがいれば

 

自然と会話が生まれ

その場所がその人たちの

”居場所”になるかもしれません。

 

ある程度の人を集めて

集まれる場所を確保して

となると

なかなか大変かと思いますが

 

ベンチひとつで作れる”居場所”であれば

だれでも簡単にできそうです。

 

ベンチプロジェクトのような

居場所作りの輪が

全国的に広がると面白そうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。