統計データで理解を深める
令和7年12月1日
第130回社会保障審議会介護保険部会が開催され
各議題に対しての資料が公開されています。
今回の会議のように
主題の資料とあわせて
参考資料が掲載されていることが
多々あります。
参考資料には
これまでの議論のまとめだったり
様々な統計データがまとめられています。
主題の資料を見ていて
気付かなかったことが
統計データを見て
あーそうだったのかー
と気づくことや
現状の課題や
検討の方向性についても
統計データを確認して
深く理解できることが
しばしばあります。
例えば
今回の参考資料1では
冒頭に2040年の人口構成について
まとめられています。
2025年と2040年の人口構造を比較する中で
生産年齢人口が減り
高齢者人口が増える
という部分では
具体的に
生産年齢人口は
7,310万人から6,213万人と
15%減少する予測
高齢者人口は
3,653万人から3,928万人と
7.5%増加する予測
という数字まで理解できます。
さらに
地域を大都市・地方都市・過疎地域
と分けた場合には
人口構造の変化が異なり
都市部では高齢人口が増加するのに対し
過疎地域では高齢人口は減少する
ということが
あくまで予測ですが
具体的な数字を持って
理解することができます。
それ以外にも
統計データを見ることで
具体的にイメージできる部分や
頭で思い描いていたイメージと
少し違っていたという気づきの部分など
あるかもしれません。
お時間あれば
ぜひ参考資料も
チェックしみてください。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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