統計から見るコロナの影響

厚生労働省では

毎月、人口動態統計という数値を公表しています。

 

7月28日には、

令和2年5月の人口動態統計速報が発表されました。

発表資料はコチラ(PDF資料)

 

注目したいのは死亡数について

新型コロナウイルスの感染者数は

4月に入って急速に増え始め

5月のゴールデンウィークを過ぎた頃から落ち着き始めました。

 

感染者数が多かった4月と5月の死亡数の数値を見てみると

今年の4月は、去年の4月と比較して、ほぼ同じ数

5月は去年と比べて少ない数になっていました。

感染拡大はあったものの、

死亡者の拡大は抑えられていたと考えられます。

 

もちろん、今は

4月5月のときよりも

感染者数はさらに拡大しており

油断はできない状況です。

 

ただし

特に介護が必要な高齢者に対しては、不安をあおりすぎて

本来必要な介護サービスの利用を自粛してしまったり

外出を控えて、身体機能や認知機能低下につながらないように

配慮する必要があります。

 

しっかりと感染症対策をとったうえで

活動的に生活していただるよう

ご家族や福祉関係者等の声掛けも大切になるのかと思います。

 

必要以上に心配しすぎることもなく

かといって、油断することもなく

うまくバランスをとって生活していくことが大切ですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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