福祉用具から使ってみる
先日のブログで
介護認定は受けているが
介護サービスを利用していない人が
100万人程度いることをお伝えしました。
その100万人の中には
介護が必要な状態にもかかわらず
介護サービスの利用に抵抗があって
利用していない方も含まれる
ということまでお伝えしていました。
抵抗を持つ理由としては
「家族以外の第三者に頼りたくない、関わってほしくない」
ということが考えられます。
ご自宅に訪問してもらうサービスであれば
自宅に入られたくない
生活の様子を見られたくない
という理由があり
介護事業所に通うサービスであっても
他人にお世話して欲しくない
自分の家族が介護が必要な状態になったことを他人に見られたくない
などの理由もあるかと思います。
そういった方に対しては
福祉用具を活用することで
介護サービス利用のきっかけを作る方法もあります。
福祉用具と聞くと
介護用のベッドや車いすなどが
頭に浮かびやすいかと思いますが
外出やリハビリする際の
歩行器やシルバーカー
よく使われる杖などもレンタルの対象になります。
また、住宅改修を伴わない
設置型の手すりなんてのもレンタルできます。
なかなか第三者が関わることを気にして
介護サービスを利用できない方に対しては
リハビリのためや
自宅内の環境整備のため
福祉用具のレンタルから活用いただくのも
良いきっかけになるかもしれません。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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