令和6年度の同時報酬改定

令和5年1月16日に開催された

第213回社会保障審議会介護給付費分科会の中では

『令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会について』

という内容が議題のひとつとなっています。

第213回社会保障審議会介護給付費分科会(厚労省)

2000年4月に始まった介護保険制度については

3年に1回

報酬改定が行われ

 

医療保険から医療機関へ支払われる報酬である

診療報酬については

2年に1回の報酬改定が行われています。

 

そのため

6年に1回

介護と医療の同時改定の時期があり

 

令和6年度=2024年4月は

介護と医療の同時改定のタイミングとなっています。

 

冒頭の資料の中には

同時改定に向けた意見交換会の内容について示されており

議題としては以下の項目が挙げられています。

1. 地域包括ケアのさらなる推進のための医療・介護・障害サービスの連携
2. 高齢者施設・障害者施設等における医療
3. 認知症
4. リハビリテーション・口腔・栄養
5. 人生の最終段階における医療・介護
6. 訪問看護
7. 薬剤管理
8. その他

 

意見交換会の開催については

2023年3月以降に

3回程度の開催を予定しているとのこと

 

2025年問題の直前の改定ということで

大幅な改定も予想されていますので

改定前の意見交換会についても

その内容が気になるところです。

 

今後

意見交換会の議事録など公開されれば

その内容についても

随時チェックしていきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。