「低体温症」に注意

能登半島地震から1週間が経過しましたが

今も継続して

救助活動が続けられている様子が

報道されています。

 

また被災地では

厳しい冷え込みもあり

低体温症についても

注意が呼び掛けられています。

寒さの中での避難生活となっている点については「寒さによって引き起こされる低体温症がリスクとして考えられる。今あるものを最大限活用するという視点で対策を行ってほしい」としています。
具体的には床で寝るしかない場合、体温が奪われないように段ボールやマットを敷くことや帽子や耳当て、マフラー、マスクをつけたり、ズボンや靴下を2枚重ねにしたりすること、それにお湯を沸かせる環境であれば湯たんぽをつくり、タオルで巻いた上で体を温めることなどできるかぎりの防寒対策が必要だということです。

「低体温症」防ぐために 専門家“あるものを最大限に使って”(NHKニュース)

 

NHK防災のサイトの中でも

低体温症だけでなく

車中泊での注意点

自宅での過ごし方の注意点など

分かりやすく解説してくれています。

避難所・自宅・車中泊 寒さ対策と注意点をわかりやすく(NHK)

 

 

高齢者の場合は特に

筋肉量の低下や

体温調節機能の低下により

低体温症になりやすいとのこと

 

また

十分な栄養をとれていないことも

低体温症の要因になるようです。

 

低体温症は

家の中にいてもなることがあるようですので

離れて暮らす高齢者家族がいる場合には

 

室内の温度調整ができているか

衣類の調整ができているか

しっかりと栄養がとれているかなど

気にかけていただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。