福祉避難所とは?

福祉避難所とは

高齢者や障害者

その他の特別な配慮を必要とする

要配慮者を受け入れるための

設備・器材・人材を備えた避難所施設のこと

内閣府が公表しているガイドラインには

「主として高齢者、障害者、乳幼児その他の特に配慮を要する者(以下この号において「要配慮者」という。)を滞在させることが想定されるものにあつては、要配慮者の円滑な利用の確保、要配慮者が相談し、又は助言その他の支援を受けることができる体制の整備その他の要配慮者の良好な生活環境の確保に資する事項について内閣府令で定める基準に適合するものであること。」(災害対策基本法施行令第20条の6第5号)

と記載されています。

福祉避難所の確保・運営ガイドライン(pdf資料)

 

なお

福祉避難所は

災害時に必要に応じて開設する二次避難所とされ

原則として

災害発生当初から開設することはないようです。

 

災害発生後に

必要な設備・機材・人材を確保できた後

開設されるとのこと。

 

まずは

最寄りの小中学校などの

指定避難所へ避難

 

その後

福祉避難所の開設の情報があり

避難所での生活が困難であれば

福祉避難所への移動を検討

という流れになるようです。

 

要介護高齢者等については

市町村から

地域包括支援センターやケアマネジャーへ

安否確認を行うとともに

必要な介護サービスの提供につなげられるよう

周知されるとのことです。

 

普段から介護をしている方にとって

避難所での介護は

普段以上に

心身ともに疲労しやすい環境になるかと思います。

 

災害時には

介護者自身が

がんばりすぎず

 

福祉避難所や

医療福祉関係者に頼ることも

大切になりそうです。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。