一人暮らし高齢者世帯の増加

令和3年時点で

65歳以上の者のいる世帯について見ると

世帯数は2,580万9千世帯で

全世帯(5,191万4千世帯)の49.7%

となっています。

 

さらに

65歳以上の一人暮らしの世帯は

令和2年時点で

671万7千世帯となり

比較の年度は異なりますが

全世帯の12.9%となっています。

令和5年版高齢社会白書(内閣府)

 

一人暮らしの高齢者世帯は

右肩上がりで増え続けているため

現状の比率は

さらに高いものとなっているかと思います。

全世帯の中の

約半分の世帯に65歳以上の高齢者が住んでいて

10件に1件以上が高齢者一人暮らし世帯となっている

現状です。

 

高齢者人口は

2042年まで増え続け

全人口に占める高齢者の割合は

2042年以降も増え続けると言われています。

 

一方で

少子化が進んでいるため

増え続ける高齢者を支える若者の数は

右肩下がりで減少しています。

 

 

地域の中で

高齢者を支える仕組みは

さまざま検討されており

 

介護保険制度や給付の仕組みも

改定が続けられています。

 

昨日のブログにも記載した

元気高齢者が支援が必要な高齢者を支える仕組みは

本当に有効で必要なもので

できるだけ早く

全国的に活用されるべき仕組みかと思います。

 

介護に関する問題は

実際に介護にたずさわる機会がないと

なかなか考えるきっかけもないかもしれませんが

 

一人でも多くの人に

現状を理解してもらい

地域でできることを共有し

実践していく必要がありそうです。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。