事業所の方針を定める
介護事業所や施設で働くうえでは
職員同士のチームワークが大切になります。
ただし
サービス提供をするうえでは
利用者と職員が
1対1になる場面も多く
その場の状況に応じて
個人の判断で対応することもあります。
利用者の対応について
職員によって対応方法に違いがあれば
利用者によっては
混乱してしまったり
不満や不信感を持つ人もいるかもしれません。
また
自立支援の対応をしているのに
あの人の対応が楽だから良いとなれば
楽な方を望むようになり
自立支援につながらなくなってしまいます。
そうならないためには
職員同士
利用者に対しての介護の方法を共有し
統一した方法で対応することが大切です。
個々の対応の中で
臨機応変に対応する場面はあっても
基本方針がしっかりと定まっていれば
大きくブレることはないはずです。
法人全体の方針としては
企業理念として示されていると思いますが
それぞれの事業所においても
事業所の基本方針や行動指針として
示すことができると
より良いかと思います。
特に方針は定めていない
という事業所があれば
あらためて検討してみても良いかと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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