人生会議
厚生労働省は「人生会議」の普及・啓発のための動画を
ホームページに公開いたしました。
「人生会議」とは、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の愛称で、もしものときのため、自らが望む人生の最終段階における医療・ケアについて前もって考え、家族や周囲の信頼する人たち、医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
⇒「人生会議」に関する普及・啓発動画を公開しました(厚労省)
実話をもとにした3つの動画が公開されています。
1つめの動画は
生活に介入されるのを好まない一人暮らしの男性の話
一人暮らしと聞くと
何かあったときに誰も助けてあげられない
孤独死の可能性もある
などと考え
介護サービスの利用をすすめたり
施設への入所をすすめたりと
考えてしまいそうです。
ただし
本人はそれを望まず
助けてもらわなくてもいい
いつ死んでもかまわない
と思っているとしたら
必ずしも世間一般のイメージや介護の常識が
正しいとは限らないのかもしれません。
そんなことを考えさせられます。
2つめと3つめの動画は
末期がんの方の終末期の過ごし方の話
両方とも
なかなか感動的な話になっています。
この動画でも
その人にとって何が大切かを考えて
医者としての意見よりも
人としての意見を通したことが
その人の人生に良い影響を与えられたのではないかと
考えさせられる内容
また
終末期には
気持ちが揺れるのは当然のこととして
決めることにこだわらずに
繰り返し話し合うことが大事
ということが学びになります。
「人生会議」と言われると
すこし重たい印象を受けますが
何より
本人にとって何が大事かということを
しっかり話し合うことが大切
ということが理解できます。
ぜひ今回の3本の動画
3つの感動短編物語
として見ることができますので
チェックしてみてください。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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