介護の相談はお早めに
介護サービスを利用するには
介護認定を受ける必要がありますが
介護認定を申請するとなると
大きな病気やけがをしたり
車いすや介護用ベッドなどの介護用品に
頼る必要が出てきたときに
はじめて申請できる
と思っている人もいるかもしれません。
基本的には
65歳以上になれば
いつでもだれでも
市役所や地域包括支援センターなどに行けば
介護の相談をしたうえで
介護認定の申請をすることが可能です。
※40~64歳までの方は16の特定疾病により介護が必要になったときに要介護認定申請をすることができます。
もちろん
健康上に全く問題なく
身体的にも精神的にも問題がなければ
申請しても「非該当」となってしまうため
申請自体を受け付けてもらえないこともありますが
少しでも体に痛みがあったり
気持ちの面で不安を抱えていて
日常生活に支障がある
という場合には
介護認定の相談にのってもらえます。
介護認定の申請をすると
非該当、要支援1~2、要介護1~5
のいずれかの結果が出ますが
要支援の手前の段階で
「事業対象者」という認定もあり
事業対象者に該当すれば
地域の介護予防や自立支援に関する
サービスが受けられるようになります。
介護に限った話ではありませんが
何事も「予防」から始めることが大切です。
本当に介護が必要な状態になってから
介護サービスを活用してみるのではなく
身体的にも精神的にも
少し不安を感じてきた時点で
介護予防のサービスが活用できるかもしれませんので
早めに相談いただけると良いかと思います。
また
介護認定の申請から
実際に認定結果がでるまでに
1カ月程度の時間がかかりますので
そういったことも踏まえて
早めの対応を意識いただければと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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