地域土着化からの活性化
昨日のブログの続きになりますが
テレビ東京系列で毎週金曜夜10時放送の「ガイアの夜明け」
9月10日の放送では
無印良品の活動について放送されていました。
無印良品は
住宅、家具、衣料品、雑貨、食品などの販売店を国内外に出店している
専門小売企業。
その無印良品に
9月1日に新社長が就任し
「地域土着化」という新たな試みが始められていました。
その試みのひとつとして
新潟県上越市の直江津という町で
“MUJIバス”の移動販売が
地域の買い物の助けとなっている
という内容が紹介されていました。
過疎化が進む地域の中で
身近な小売店の廃業や商店街が衰退し
食料品の購入や飲食などに不便や困難を感じる方々に対して
移動販売を行うという方法
無印良品では
“MUJIバス”の移動販売だけが販売を行うのではなく
地域にもともとある店舗の方にも
同じように移動販売を行うよううながし
実際に一緒に移動販売を行っている様子が放送されていました。
将来的には
“MUJIバス”の移動販売は別の地域へ移動し
地域の販売店さんだけで
移動販売を行ってもらう
という試みのようです。
大型スーパーやショッピングモールなどが出店して
地域の小売店が廃業してしまう
その結果
地域住民の方の中にも
買い物に不便してしまう人が出てしまう
という話はよく聞きますが
無印良品の取組みでは
大手小売店が「移動販売」が行える土壌を作り
その土壌で
地域の小売店が継続して商売ができるよう
また
地域の方が買い物に困らないよう
支援している
という試みになっています。
地域土着化と同時に
地域活性化につながる試みとも
考えられるかと思います。
「地方創生」という言葉もあるように
身近な小売店や商店街を支える取組みが
大切になってくるのかと思います。
無印良品のように
大手企業が
地方創生のために先陣を切って動く
というような試みが増えてくると
より住みやすい地域も増えていきそうです。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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