少しでも不安があれば介護サービスに頼る
高齢になって
「危ないから」という理由で
まだまだ出来るはずのことまで
やらせないようにしてしまうと
本来出来たはずのことまで
出来なくなってしまう
という
介護あるある
があります。
特に認知症の症状がある方に対しては
どうしてもそうせざるを得ない
というケースもあります。
例えば
家族と同居していても
日中は一人きりになる時間帯があり
その間に
キッチンで火を使ってしまい
ボヤ騒ぎになったことがある
外出したまま
戻ってこれなくなり
警察のお世話になったことがある
といったことを経験すると
危ないから
やらせないようにする
と考えるのは
仕方のないことかもしれません。
ただし
行動を制限する機会が増えれば
普段の生活動作が少なくなり
活動量が減れば
体力や筋力の低下につながり
ますます介護が必要な状態になりかねません。
また
本人がやりたいことをできない
という状態は
本人にとってのストレスとなり
認知症状の悪化につながる
という悪循環も招きかねません。
そうならないためには
介護の専門家に頼ること
介護サービスを積極的に活用することも
ひとつの手段になります。
介護保険制度の中でも
認知症に対するケアについては
力を入れており
来年度からは
介護サービスに関わる
無資格の職員全てに対して
認知症の研修を受けることが
義務付けられています。
今現在
介護をしている方はもちろん
これからの介護が心配という方も
介護サービスの利用については
積極的に検討いただければと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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