日本ケアテック協会の意見

令和5年9月27日と10月2日に開催された

介護給付費分科会において

令和6年度介護報酬改定に向けた

各介護関係団体からのヒアリングが実施されました。

 

各関係団体からの

意見や要望については

厚労省のサイトから確認することができます。

社会保障審議会(厚労省)

 

その中で

ケアテック協会の資料に注目してみると

興味深い内容が掲載されていました。

日本ケアテック協会(pdf資料)

まず

”世界デジタル競争力ランキング”

というランキングがあるようで

世界から見た日本のデジタル競争力については

63か国のうちの29位となっています。

 

ただし

領域別にみると

特に人材とビジネスの機敏性において

世界最下位レベルとのことです。

 

また

日本国内の

総務省産業別調査によると

医療、福祉業界が

最もDXを実施できていない

とのこと。

 

参考資料の中には

”海外のテクノロジーの官民連携事例”として

5つのICTを活用した取り組み事例が

紹介されていました。

 

内容を見てみると

日本でも同様の取り組みはあっても

十分に活用されていない

上手く普及できていない

官民の連携が取れていない

というモノもあるかもしれません。

 

海外の取り組み事例は

今後

日本の福祉業界でデジタル化を進めるうえでは

大変参考になる事例かと思います。

 

少子高齢化

介護人材不足という課題に対しては

デジタル化によって

対応できる課題も多く含んでいるかと思います。

 

福祉業界のデジタル化については

海外事例なども参考にして

積極的に取り組んでいきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。