第225回226回社会保障審議会介護給付費分科会

厚生労働省では

令和5年9月27日に

第225回社会保障審議会介護給付費分科会

 

令和5年10月2日に

第226回社会保障審議会介護給付費分科会

が開催されました。

社会保障審議会(厚労省)

第225回と第226回の資料では

令和6年度介護報酬改定に向けて

各介護関係団体が

意見や要望などをまとめた資料が

掲載されています。

 

介護に関わる

サービス分野ごとの団体

職種ごとの団体など

それぞれの視点からの

意見や要望を確認することができます。

 

特に次回の改定に関しては

これまでの

物価や水道光熱費などの高騰

最低賃金の上昇

などの影響もあるため

 

基本報酬の引上げは

本当にお願いしたいところです。

 

物価高騰に対しては

支援金による補助などがあった地域も

あるかと思いますが

 

結局

一時的な支援だけであれば

いずれは苦しい状況に追い込まれてしまいます。

 

介護事業者の経営が苦しくなれば

事業所の閉鎖を検討するケースも増え

 

実際に事業所が閉鎖してしまえば

介護サービスが受けられずに

困る人があふれてしまうことにもなります。

 

 

そうならないためにも

基本報酬の引上げは

本当に必要なことかと思います。

 

高齢化により

介護費用が増加していることから

介護保険制度を維持していくためには

介護費の抑制も

必要なことかとは思いますが

 

次回報酬改定では

物価や人件費の高騰に見合った分の引上げは

期待したいところですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。