骨折を予防する

高齢になっても

できるだけ介護を必要とせずに生活する

ということは理想です。

 

ただし

年齢とともに

体力や筋力は低下し

病気やケガのリスクも高くなります。

 

実際に介護が必要になった高齢者について

何がきっかけで介護が必要になったのか

その原因をまとめた資料が

内閣府のサイトに掲載されています。

図1-2-2-7 65歳以上の要介護者等の性別に見た介護が必要となった主な原因

令和4年版高齢社会白書(内閣府)

要介護者等(総数)について、介護が必要になった主な原因について見ると、「認知症」が18.1%と最も多く、次いで、「脳血管疾患(脳卒中)」が15.0%、「高齢による衰弱」が13.3%、「骨折・転倒」が13.0%となっている。また、男女別に見ると、男性は「脳血管疾患(脳卒中)」が24.5%、女性は「認知症」が19.9%と最も多くなっている

 

資料を見ていただくと

男女によって

介護が必要になった主な原因が

少し異なることが分かります。

 

女性の主な原因に注目してみると

「認知症」に次いで

「骨折・転倒」の割合が

高くなっています。

 

男女で比較してみると

男性が5.8%なのに対して

女性は16.5%と

3倍近い割合となっています。

 

転倒については

年齢とともに

筋力が低下し

バランスも崩しやすい

ということで

男女の筋肉量の違いも影響しているかと思いますが

 

骨折については

骨密度の違いにより

特に女性に多いようです。

 

女性の場合は

ホルモンバランスや

過度なダイエットなどが影響して

骨密度が減少しやすいとも言われます。

 

「骨粗鬆症」というやつですね。

 

骨折予防のための日常生活では

①骨の材料となるカルシウムを食事で十分に摂る
②カルシウムの吸収を良くするために日光浴をして体内にビタミンDを増やす
③血液中のカルシウムを骨に結合させるために運動をする

の3つが大切と言われています。

骨粗鬆症予防と治療のヒント(Re-Bone.jp)

 

リンク先の

Re-Bone.jpのサイトでは

骨粗鬆症という病気についてから

予防のためのさまざまな方法

治療ができる病院検索まで

できるようになっています。

 

骨折予防のための情報が満載ですので

ぜひ参考にしてみてください。

 

男性よりも女性に多い

「骨折・転倒」

まずはその予防法をしって

しっかり対策していきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。