認知症状の変化

9月21日は、コロナ禍では3度目となる世界アルツハイマーデー。認知症の人の支援にかかわる4団体がアンケートしたところ、当事者の家族や支援者らの約3割が、新型コロナの影響で介護サービスの利用が制限されたことなどにより認知症の症状が悪化したと答えた。本人や家族が体調不良で感染の疑いがある場合に介護サービスを利用できるかどうかは事業所によって異なっており、4団体は、早急な検査や介護の支援を検討するよう、近く厚生労働省に要望する。

コロナ禍で「認知症進んだ」3割 介護サービス使えず認知機能低下も(朝日新聞デジタル)

新型コロナの影響がある中では

本人が感染者または濃厚接触者となった場合だけでなく

同居の家族が感染者となった場合など

介護サービスが制限されることがあります。

 

また

利用者本人は元気でも

サービスを提供する事業所側で

職員に感染者が発生したり

濃厚接触者が複数名発生することにより

サービスを一時的に休止することになる場合もあります。

 

他にも

家族が感染症を心配して

サービスの利用を制限したり

中止したりというケースもあるかもしれません。

 

サービスが一時的にでも中断すれば

利用者の今までの生活リズムが崩れ

生活環境も変化することが考えられます。

 

そうなったときに

特に認知症の方に対して与える影響は大きく

サービスが中断した際に

何もしないで過ごす時間が増えると

 

物忘れや繰り返しの発言が多くなったり

周辺症状といわれる症状で

幻覚症状や妄想

暴言なども出てくることがあるかもしれません。

 

どうしても

サービスが中断してしまう場合もあるかもしれませんが

もし認知症で困っている場合には

できる限りサービスは継続していただき

 

サービスが中断してしまった場合には

生活リズムを変えずに

しっかりと交流の時間

コミュニケーションの時間をとったり

活動的に過ごせる時間を設けられるよう

対応できると良いかと思います。

 

また

サービスが中断している際に

周辺症状が出てしまった場合でも

サービス再開後には

周辺症状がなくなった

というケースもあります。

 

今後も感染症への注意は必要になりますが

しっかりと感染症対策を行いながら

できるだけ介護サービスは継続できるよう

ケアマネジャーとも相談しながら

調整していきたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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