農園にある通いの場
高齢者をはじめ地域住民が
ふれあいを通して「生きがいづくり」「仲間づくり」をするとともに
体操や趣味活動等を行い、介護予防に役立てる
『通いの場』ですが
その場所は
公民館や自治会館、集会所
福祉センターや介護施設といった場所が多い中
農園を通いの場としている地域もあります。
主な活動は
もちろん農作業となりますが
高齢者だけが集まって作業するのではなく
地域の子供たちも参加して
農作業体験をしてもらい
将来の農業分野における担い⼿の育成をかねた
高齢者と子供との交流も図っているとのことです。
さらに
農作業で収穫できた野菜などを
子ども食堂に提供したりと
地域の中でも連携を図りながら
活動しているとのこと。
高齢者にとっては
子供たちと一緒に農作業を行うことや
地域の子ども食堂とのつながりが
大きなやりがいや生きがいに
つながりそうです。
高齢化が進んでいる地域に目を向けると
空き家、空き地問題があり
耕作が行われなくなり放置された
耕作放棄地という問題もあります。
放置された地域の空きスペースを
例えば、通いの場として
地域のコミュニティスペースに
自治体とも協力しながら
うまく活用していけると良さそうです。
投稿者プロフィール
![武藤 至正](https://care-front.net/wp-content/uploads/2020/02/2018-10-21-16.44.14-1-2-scaled-e1581308770401-150x150.jpg)
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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