高齢者の情報機器の利用状況

6月14日に内閣府のサイトで公表された

令和4年版高齢社会白書

令和4年版高齢社会白書を公表しました(内閣府)

 

資料の中には

高齢化の現状を示す統計だったり

高齢者へのアンケート調査の結果などが示されています。

 

高齢者アンケートの中には

情報機器の利用状況に関する調査

という内容もありました。

今回の調査結果の内容を受けて

以下のようなニュースが掲載されていました。

政府は14日の閣議で、2022年版の高齢社会白書を決定した。インターネットやネット交流サイト(SNS)を利用している65歳以上の高齢者は、使っていない人に比べ「生きがいを十分に感じる」と回答した人が3倍以上に上った。白書は「今後も高齢者のデジタルディバイド(情報格差)解消に向けた支援が重要」と強調している。

ネットで「生きがい」3倍に 65歳以上、未利用者と比べ―高齢社会白書(時事ドットコムニュース)

 

具体的な調査結果としては

生きがいを十分に感じる割合が

「パソコンの電子メールで家族・友人などと連絡をとる」・・・35.9%

「インターネットで情報を集めたり、ショッピングをする」・・・32.8%

「SNS(Facebook、Twitter、LINE、Instagram など)を利用する」・・・31.8%

「情報機器を使わない」・・・10.3%

となっています。

 

情報機器を使えれば

必ずしも生きがいにつながるとは言い切れませんが

情報機器を使うことをきっかけとして

生きがいにつながる傾向は高くなると考えられます。

 

 

年々

高齢者のデジタル機器の所有率は

高くなっています。

今現在スマホやパソコンを活用している人たちが

年齢を重ねていけば

今後さらに所有率が高くなることは当然のことですが

 

そのスマホやパソコンを

どれだけ有効に活用できているかは

個人間で大きな差があるかもしれません。

 

総務省では令和3年度から

高齢者等のデジタル活用を支援するために

「デジタル活用支援推進事業」を開始しています。

デジタル活用支援推進事業

 

デジタル活用の講習会なども開催され

全国に支援の場が設けられています。

 

デジタル活用に苦手意識のある方は

こういった講習会なども

上手く活用いただければと思います。

 

 

また当社でも

個別の派遣サポートという形で

スマホやパソコンの活用支援をしております。

シニア向けパソコン・スマホのサポートサービス

 

それぞれのお悩みやお困りごとに対して

個別に対応させていただくことができます。

大人数のセミナーなどでは聞きにくい質問や相談にも対応できますので

「個別に対応して欲しい!」

という方は

ぜひお気軽にお問合せください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。