『見える』安全活動コンクール
厚生労働省では
8月2日から
令和3年度「『見える』安全活動コンクール」を実施しています。
このコンクールは、安全活動に熱心に取り組んでいる事業場等が国民や取引先に注目される運動「あんぜんプロジェクト」の一環として実施するもので、平成23年度より実施しており、今年度で11回目を迎えます。
とのことです。
リンク先から
これまでの応募事例や優秀作品を見ることができます。
過去の応募作品の事例は
- 転倒災害及び腰痛を防ぐための「見える化」
- 高年齢労働者の特性等に配慮した労働災害防止の「見える化」
- 外国人労働者、非正規雇用労働者の労働災害を防止するための「見える化」
- 熱中症を予防するための「見える化」
- メンタルヘルス不調を予防するための「見える化」
- 通勤、仕事中の健康づくりや運動の「見える化」
などの項目別でも分けられています。
応募事例には
建設業や製造業などの事例がほとんどですが
介護現場にも応用できそうな事例が
多く掲載されています。
例えば
介護事業者についても
腰痛予防に対する取組みが掲載されていますが
腰痛予防については
介護現場に限った話ではなく
建設業の中でも安全活動のひとつとされており
その対策事例が紹介されています。
その他の資料を見てみても
労働災害や事故事例
ヒヤリハットのケースが
まとめられているものもあり
異業種の事例やその対策を参考にして
介護の現場でも応用できることがありそうです。
介護の業界の中だけにとらわれず
少し視野を広げてみることで
新たな考え方を生み
新たな取組みにもつながるかもしれません。
ぜひ過去の事例を参考にしていただくとともに
介護分野でも安全活動につながる事例があれば
今回の安全活動コンクールにも応募してみてください。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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