なじみの関係を作る

認知症の方への対応方法として

なじみの関係やなじみの環境を作る

ということが大切とされています。

顔なじみの関係性

居心地の良いなじみの場所

で過ごすことができると

ストレスも少なく

認知症の進行も抑制できると言われます。

介護サービスを利用する際には

自宅に訪問してもらうサービス

施設に通うサービス

短期間の宿泊ができるサービス

など

サービスの種類がさまざまあり

サービス種類ごとにまた

サービスを提供する事業所が

さまざまあります。

介護サービスを利用する際には

サービスを複数組み合わせて利用することができますが

認知症の方にとっては

いくつものサービスを活用するよりは

なじみの関係やなじみの場所がつくれるように

ある程度サービスを絞って利用いただいた方が

良いかもしれません。

また

サービス種類の中には

認知症の方を専門にしたサービスがあったり

訪問と通いと泊りのサービスを

一体的に提供するサービスもあります。

認知症専門のサービスについては

症状が軽度の場合は

他の利用者と合わなかったり

サービス内容が合わない場合もありますので

必ずしも

認知症の診断を受けたから

認知症専門のサービスが適切

ということでもありません。

介護サービスの選択は

その方の症状に応じて

調整したいところです。

サービス選びについては

基本的には

ケアマネジャーが調整してくれますが

ご家族側も

認知症にとっては

なじみの関係やなじみの環境を作ることが大切

ということを理解しておきたいですね。

投稿者プロフィール

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。