カスハラ対策マニュアル

「ハラスメント」という言葉は

多くの方が耳にしているかと思いますが

その種類はさまざまです。

 

さまざまあるハラスメントの中でも

増加しているのが

「カスタマーハラスメント」と言われています。

2022年2月に

厚生労働省が作成した

「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」では

企業調査で、パワハラ、セクハラ等について、過去 3 年間に相談があったと回答した企業の割合をみると、パワハラ(48.2%)、セクハラ(29.8%)に続いて、カスタマーハラスメント(顧客等からの著しい迷惑行為)(19.5%)が高く、過去 3 年間の相談件数の推移では、カスタマーハラスメント(顧客等からの著しい迷惑行為)のみ「件数が増加している」の割合(3.8%)の方が「減少している」(2.2%)より高いという結果が出ています。

というデータが掲載されています。

カスタマーハラスメント対策企業マニュアル(pdf資料)

 

また

令和7年3月26日には

厚生労働省で

業種別カスタマーハラスメント対策企業マニュアル

『スーパーマーケット業編』が作成されました。

業種別カスタマーハラスメント対策企業マニュアル(厚労省)

 

それぞれの業種ごとに

具体的なカスハラ事例は異なりそうです。

 

厚労省から

具体的な事例や対応策を示してもらえると

 

企業側も

対応の参考になり

お客様への注意喚起としても

活用しやすいかと思います。

 

もちろん介護業界においても

カスハラと言えるような事例が

多くあるかと思います。

 

先月

業種別カスハラ対策マニュアルが

作成されたことをきっかけに

 

介護業編についても

早々に作成してもらえることに

期待したいですね。

 

なお

介護現場におけるハラスメント全般については

”介護現場におけるハラスメント対策”として

厚労省のサイトに

マニュアル等が掲載されていますので

参考にしてみてください。

介護現場におけるハラスメント対策(厚労省)

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。