ケアプランの目標
介護サービスを利用する際には
必ずケアプランを作成し
そのケアプランには
介護サービスを利用することによって達成したい
目標を記載します。
ケアプランは
基本的にはケアマネジャーが
本人や家族の意見や要望を聞いて作成しますので
利用者自身で作成するわけではありませんが
作成したケアプランは
必ずケアマネジャーが本人に説明し
本人の同意を得たうえで交付されます。
設定する目標は
できるだけその人にとって
前向きな目標とすることが理想とされています。
ケアプランの目標として注意したいのは
- 介護サービスを利用すること自体が目標となっていないか
- 抽象的な目標になっていないか
- 実現不可能な目標になっていないか
などがあります。
あくまで介護サービスは
自立を支援するものになりますので
介護サービスを利用することによって
何ができるようになりたいか
を目標にする必要があります。
またケアプランは
定期的に評価が必要なものになりますので
抽象的なものでは
サービスを利用した結果の評価
目標達成度合いが見えにくくなってしまいます。
そして
実現不可能な目標というのも
本人のモチベーションもあがらす
意味のないものになってしまいます。
基本的にはケアマネジャーが
ケアプランの作成について理解していますので
あまりにもおかしな目標設定というのは
ないかと思いますが
すでに介護サービスを利用している方は
自分のケアプランの目標がどうなっているか
あらためて確認してみてください。
もし
「今の自分の目標はちょっと違うかな?」
と思ったら
ケアマネジャーに相談してみてください。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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