デジタル中核人材養成研修

令和6年9月13日

厚生労働省より

介護保険最新情報vol.1309で

『令和6年度介護デジタル中核人材養成に向けた調査研究事業一式「デジタル中核人材養成研修」の周知及び受講勧奨のお願い 』

という通知が出されました。

介護保険最新情報vol.1309(pdf資料)

デジタルという言葉に

抵抗を示す人も

まだまだいそうですが

 

今後

介護分野でも

デジタル化が推進されるなかで

 

「介護テクノロジーを活用した

介護現場における生産性向上の取組を推進できる

中核人材の育成を目的とする研修」

が実施されるとのことです。

 

資料の内容をみると

参加対象者は

① 介護サービス施設・事業所等での勤務経験が3年以上ある(介護職以外の職種や、法人本部等の勤務等を含む)。
② 勤務先(介護サービス施設・事業所等)で、業務改善や介護テクノロジーの導入・運用に関わっている、または、今後取り組みたいと考えている。

とされ

 

研修目的としては

・ 介護現場における生産性向上の方策のひとつとして、介護テクノロジーを効果的に活用し、より質の高いケアの実践をめざす意義を理解する。
・ 介護現場の生産性向上と、組織全体がチームとなって業務改善に取り組むためのリーダーシップについて、基本的な知識とスキルを習得する。
・ 利用者の自立支援と個別性の高いケアを実現するため、介護テクノロジーを最大限に活用することができるアセスメント力をはじめとする、科学的介護の基本的な知識を習得する。

という内容が挙げられています。

 

参加対象者に

勤務経験3年以上という条件がありますが

介護職以外の職種や

法人本部等の勤務を含むとのことで

その対象範囲は広く認められそうです。

 

また

参加費は無料で

オンライン開催とのことですので

気軽に参加もできそうです。

 

 

生産性向上の取組については

処遇改善加算の要件にも絡んできます。

 

まだ具体的な取組は考えていない

という事業者も

こういった研修に参加することで

やるべきことが見えてくるかもしれません。

 

お時間ご都合つくようであれば

積極的に参加いただけると

良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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