ペットを飼って認知予防と介護予防
猫と犬に、人間の脳の老化を防ぐ効果があるという。アメリカの研究では、高齢者が猫や犬を飼うことで、認知機能低下のスピードが遅くなることが判明した。
同研究では50歳から100歳までの637人(うちペットを飼っている人185人)を対象に分析を行ったところ、全ての参加者において、精神的な衰えこそあったものの、加齢による認知機能の低下に関してはペットを飼っている人はそうでない人に比べ遅くなる結果となった。
ペットを飼っている人は
そうでない人に比べ
認知機能の低下を抑制できる
という研究結果
ペットの飼育に関しては
介護予防や
介護費抑制にもつながっている
という研究結果も示されています。
犬や猫を飼っている高齢者は、飼っていない人に比べて介護保険サービスの利用費が約半額に抑えられる―。
介護予防に関しては
ただペットを飼えばよい
ということではなく
犬を飼育していて
散歩の習慣がある人が
介護リスクを抑制できている
という内容になっています。
それでも
ペットを飼育する
ということで
”お世話をしなければならない”
”面倒をみなければならない”
という意識が働き
考える機会も増え
認知機能の低下抑制につながるかもしれません。
実際に
それぞれのペットによって
飼育環境を整え
食事を用意し
何か問題があれば
病院で診てもらう
ということも必要になりそうです。
ペットを飼うことで
認知機能の低下抑制だけでなく
活動の機会にもつながりそうです。
ただし
高齢になってからペットを飼うとなると
飼い主とペットの間の
老々介護の問題
飼育しきれない
という課題もあるようなので
実際にペットを飼う際には
十分に検討する必要もありそうです。
ペットを飼うなら
家族も一緒になってお世話をする
それによって
家族のつながりも深まる
となると良さそうですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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