マンガをきっかけに視点を合わせる
医療現場では、同じ出来事でも
患者と医療従事者では受け取り方や感じ方が異なることが少なくありません。
横浜市では
そうした医療に対する視点の違いや想いを可視化すること
医療に関するコミュニケーションギャップを改善すること
を目的に
医療現場のリアルなエピソードを
患者側、医療従事者側それぞれの視点から
マンガにして伝える
「医療マンガ大賞」という取組みを実施しています。
今回は第2回目となり
昨日から、その受賞作品が公開されました。
個人的に印象に残ったのは
新型コロナウイルスに向き合う医療従事者側の視点
現場にいる医療従事者の方々は
周囲からの誹謗中傷を受けたり
差別的な対応を受けたりと
その風評被害について問題視されました。
今でもまだ、あるのかもしれません。
そんな中でも
家族と会うこともできずに
現場で奮闘している人がいること
家族からも心配されながら
毎日現場で支えてくれる人がいること
感謝しなきゃいけないなと考えさせられます。
個人的な考えだけでなく
それぞれの人の視点に立つことで
あらためて理解できることがあります。
考えるためのきっかけ作りとして
こういったマンガで伝えるということは
面白い取組みかと思います。
「医療マンガ大賞」は
横浜市が主体となって実施されていますが
全国規模で実施しても面白いかもしれません。
たくさんの人に注目していただきたい取組みです。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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