ローソンが処方薬配送サービス開始

株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役 社長:竹増 貞信、以下「ローソン」)は、2月1日(水)より、店内に調剤薬局を併設しているローソン荏原町駅前店(所在地:東京都品川区)で、処方薬とローソンで販売している食品や日用品を当日中にお届けする配送サービスの実証実験を開始します。体調や時間などの制約で外出が困難な方に、薬と食品などを一緒にお届けすることでお客様の利便性向上を目指します。

<参考資料>処方薬とローソン商品の当日配送サービスを開始(ローソン)

今回の処方薬配送サービスは

1月26日から紙の処方箋をデジタル化する

「電子処方箋」の全国運用が始まったこともあり

需要の拡大を見込んでいるとのことです。

電子処方せん(厚労省)

 

電子処方箋の活用については

同じ成分のお薬をもらうこと(重複投薬)や

良くないお薬の飲み合わせを防げる

医療費の抑制につなげることもできる

というメリットが挙げられています。

 

今回のローソンのニュースリリースのような

”処方薬を配送する”というサービスであれば

電子処方箋の運用開始を前に

調剤薬局やドラッグストアで

スマホで撮影した処方箋を専用アプリで送信することで

薬局で待たずに薬が受けとれるサービスや

薬の配送サービスが行われています。

 

 

電子処方箋については

取り扱う医療機関側の準備が遅れ

対応できる医療機関が限られているとのことですが

 

電子処方箋を活用できる

周辺サービスが拡大することにより

電子処方箋のニーズが高まり

対応する医療機関が増えてくる

という流れもありそうです。

 

今後どういった流れで

電子処方箋の活用が広がっていくかについても

注目してみると面白いかもしれません。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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